《3/11》パプアニューギニア調査報告会 〜木曽節が伝わるカウプ村〜
イベント概要
開催場所 |
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主催者 |
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開催日・時間 | 2024年3月11日(月) 18:00 |
終了日・時間 | 2024年3月11日(月) 20:00 |
パプアニューギニア調査報告会
〜木曽節が伝わるカウプ村〜
令和6年3月11日(月) 18:00- (最大2時間)
▪︎場 所 : ふらっと木曽 / 木曽町福島5122
▪︎参加費 : ひとり500円(学生無料)
パプアニューギニアのお土産のジュースの元で作ったジュース付き
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こんにちは。一昨年の夏にふらっと木曽でインターンをした加藤拓哉です。最近も木曽の義仲館などを中心に、木曽の歴史に関する活動を続けています。
そしてこの度は、昨年秋に行った、パプアニューギニアに伝わる木曽の民謡・木曽節に関する調査についての報告イベントを企画させていただきました。
日本から約5000キロ南に離れたパプアニューギニアは、オーストラリアの北、赤道直下に位置する島です。悠久のジャングル、美しい南の海と、多様な少数民族の豊かな文化で知られるこの島ですが、今から約80年前の太平洋戦争の際は、日本とアメリカ・オーストラリア軍の最前線となり、10万人以上の日本兵が命を落とす過酷な戦場となりました。
そんなパプアニューギニアの北岸、東セピック州のカウプという小さな村には、戦争末期に日本軍の船舶工兵第9連隊の柴田幸雄中尉率いる部隊が駐屯していました。彼らは地元の人たちと親睦を深め、食糧の支援を得るための手段として、子どもたちへの教育や、歌・踊りによる交流を行いました。この試みはカウプ初の近代教育として大歓迎され、柴田中尉は「キャプテン・シバタ」と呼ばれて慕われました。
そんなシバタたちが教えた日本の歌の中に、長野県出身の横山一美伍長が披露した木曽節がありました。木曽節は村の人たちに現在も歌い継がれています。
加藤はこの事実を調査するため、単身カウプを訪れ、聞き取り調査及び歌の採録を行いました。今回のイベントでは、その成果や旅の様子を皆様にご紹介し、実際にカウプの人たちが歌う木曽節を聴いていただこうと考えております。
その上で、パプアニューギニアへの渡航に関する質問に答えたり、時間が余れば同時に訪れた他の場所(ブーゲンビル島にある御嶽山にそっくりな山、バルビ山など)の紹介をしたりしようと考えております。
皆様、奮ってご参加ください。
▪︎主催・問い合わせ
@takuya_kato_kisodani