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中山間地域での新しい働き方や生き方を考える「さとくらしカレッジ木曽」の第2回【地域に新しい価値をもたらす】を開催しました。ゲストにお招きしたのは、飛騨高山地域で活躍されるフリー編集者・白石達史さんとクリエイティブディレクター・千原誠さんのお二人。

お二人それぞれの自己紹介から始まったさとくらしカレッジ。
スタッフ・坂下の独断と偏見で、講座の一部をピックアップしながら紹介させていただきます!


白石さんが最初に紹介してくださったのが、飛騨高山ジャズフェスティバル(来年2020年は5月23日に開催されるそうです!)。

飛騨高山ジャズフェスティバルは、地元の5人のメンバーが集まって始まったジャズフェス。「地域の中で、一流のアーティストを呼んでフェスをやりたい。都市型のフェスではなく、地元の方に足を運んでもらえるジャズフェスティバル」、そんな想いからスタートした音楽の祭典。

自分たちが周りを巻き込みながら、フェスをやっている姿をみて、ぜひ若い人たちに「俺たちも負けずにフェスやろう!」となってもらえれば嬉しいと話す白石さん。地域に起爆剤を巻いていく、その一つの形が飛騨高山ジャズフェスティバルだったのですね。


今回のキーワードになっている「観光」について、白石さんは「日常からの脱却」と「土地の真価に触れること」の2つとして考えているそうです。ただ観光は、時代によって変化していくもの、その時代のトレンドをチェックしておくことが大切とのことで、白石さんから、世界的な観光トレンドが紹介されている記事として「Tourism Trends: 13 Opportunities for The Tourism Industry」を紹介していただきました。英語サイトですが、みなさんぜひチェックしてみてください!


白石さんからバトンを受けて千原さんの自己紹介へ。千原さんは、デザインオフィスkongcongのクリエイティブディレクターとして、白石さんとは別の切り口で「観光」に携わってらっしゃいます。

これまで取り組まれたプロジェクトの1つとして、山之村寒干し大根を紹介していただきました。ご相談があった時に、千原さんが提案したのが、500円(50gram袋入)で販売していたものをリニューアルし、1,080円(70gram箱入り)で売ること。最初は「1,000円で売れるはずがない」と言われたそうですが、まず新しいパッケージの箱を作って商品を入れてみるところから始め、少しずつお客さんとコミュニケーションを深めていったそうです。


地域で新しいことを始める時、大切なことは、100説明するよりも1体験して、同じことを共有することと話す千原さん。説明するよりも、実際に物に触れたり、課題を共有する体験をしたりすることが大切なのですね。ちなみに、すずしろグループさんより1,080円で発売された山之村寒干し大根は、今年5月には完売したようです。(次の発売が待ち遠しい...)

千原さんが、さまざまな課題を解決する糸口を見つけるときに意識することは「全体像を(朧げでもいいから)把握してから」進めていくことだそうです。点と点でやってきた課題が繋がって線になっていくことで、課題解決のアプローチ方法を思いつくそう。外の立場から行政の部署間連携を促す(繋げる)こともあるというお話しが印象的でした。


参加者の皆さんには、持ち寄った観光課題のディスカッションをして共有してもらったり、お話しを聞いて感じたことをテーブルごとにシェアしてもらったりもしました。

地域に住んでいたり、プロジェクトに関わっていたりすると、なかなか見えなくなってしまう「地域の価値」。
講座の途中には、話題に出てきた「高ボッチ山」について、外の人から見た印象や魅力を参加者さんからお伺いし、住んでいる人と観光に行っている人では、同じ場所に行っても見ている角度が違うのではないかという話しにもなりました。

課題解決のためのアプローチの考え方やプロジェクトの裏話など、ゲストお二人から様々なお話しをきくことができた濃密な2時間でした。


講座が終わったあとは、ゲスト2人も参加する交流会!

講座ではできなかったお話しを、講師や参加者さん同士で2時間ゆっくりと楽しんでいただきました。


交流会では、木曽の素材を使った美味しい料理を、ふらっと木曽の西尾さん・上松町地域おこし協力隊の二宮さんが作ってくれました。次回のさとくらしカレッジ木曽03の講師、酔いどれ料理研究家・スヌ子さんのレシピ料理もありました(ぶどうのタルトフランぺ、美味しい..!)

食材だけでなく、料理がはいった器も木曽生まれ。地域の職人さんが作った温かみのある木の器たちも、目を楽しませてくれました。


そして、最後には素敵なプレゼントが...!

締めで歌われた木曽節を受けて、白石さんと千原さんが飛騨の古川町地域の祝い唄を披露してくださいました。木曽地域と似ている歌詞もあるそうで、昔から続く高山と木曽の交流が感じられました。

またこれを機に、木曽地域内はもちろん、高山や塩尻、伊那など地域を超えてゆるやかに繋がり続けることができれば嬉しい限りです。参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました!

photo by.小林信彦
Special thanks.二宮美香、鄭緑芸、服部泰英
writen by.坂下佳奈


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