古材を使うということ -ダイニングテーブル編ー
「限りある資源を活かそう」
とはいうものの、古材を使うという作業はどんな工程なんでしょう?
「ふらっと木曽」の作業机は古材を使って作ってあります。
木曽に移住された若き木工職人さん2人に教えてもらいながら、ワークショップ形式で皆で作りました。
木曽町のとある施設の床板を使っているため、新品の木材とは違ってとてもいい味になっていて、
来てくださる方にもとても好評です。
【1】良い状態の板を選び、古材についている釘を抜きます。
これが、コツがあってなかなか抜けません。そしてかなりの力が必要です。
【2】高圧洗浄機で汚れとほこりを落とし、たわしでこすり洗いします。地道な作業です。
【3】干します。ここまでで、3人で3時間ほどです。
【4】乾いたら机の寸法に製材。組み立て。釘打ち。仕上げ等行って完成です。
一連の作業を通じて、「新品の板を使ったほうが、安くて早く作ることができる」という理由が何となくわかりました。
でも、一生懸命釘抜きや洗浄をしたことにより、出来上がったものへの愛着は、とても深いものになりました。
モノが出来上がったストーリーを知るということはこういうことでしょうか?
いつまも、大切に使っていきたいです。
ぜひ、いい味が出ているテーブルを見に来てくださいね!
(写真映えもします。ふらっと木曽は光の入り具合がとてもいいので写真撮影に最適です!)