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そう、あの、服の「GAP」ではありません。

(GAP ギャップ)農業生産工程管理とは、「Good Agricultural Practices」「良い農業のやり方」という意味です。

2020年東京五輪・パラリンピックで選手村などの食材は(GAP)認証を取得した農家の産品しか認められないのに、国内農家の認証取得が1%程度にとどまっています。
このままでは、日本の食文化を発信するチャンスなのに、その材料がほとんど輸入食材になってしまうということです。

長野県の農産物をオリンピック・パラリンピックに提供して、長野の魅力を国内外に発信したり・販路拡大を図るために、長野県でもGAP取得の推進をという内容です。

既にGAP を認証されている農家さんや、長野県職員の方からのお話と、参加者とのディスカッションが行われました。

認証を取得するためには費用が必要なほか、維持費用もかかることが普及に進まない原因だそうです。
GAPの内容を見ると、ルール作りや基盤を作るまでが大変そうですし、農業をやりながら、資料を作成したりすることはとても荷が重いことだなと思いました。

既に取得した農家さんからは、「なぜ取得しようかと思ったのか?」の問いに対して、

・今の農業のやり方を記録したい。事業継承したい。
・販路を拡大するため・地域を守るため
・経営のツールとして使いたい
・農業をやりたいという人を育てる。人材育成のため。

などを答えてらっしゃいました。

確かに、経験と勘に頼ることが多いかもしれない農業の見える化に繋がるかもしれません。
農業も、PDCAにより、早くリスク・問題に気づき、改善・実行し、それを繰り返すことにより、よりよい経営に繋がるかもしれません。

私達消費者も2020年に向けて、身近な食にどんな変化が起きてくるのか?気になりますね。

フォーラムの資料が「ふらっと木曽」に置いてありますので、ぜひお立ちよりください。



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