さとくらしカレッジ木曽「たのしみ受け継ぐ特産品」レポート
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週末に開催されたさとくらしカレッジ木曽02は、台風の影響もあり、ゲストのお二人には急遽オンラインで登壇いただきました!中川村と木曽町、遠方からもご参加いただきましたが、距離を感じさせない楽しい時間となりました✨
▼ 以下、イベントレポートです。! ▼
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口にすることは多い蜂蜜なのに、蜂のことは、知らないことだらけ。蜂は、個よりも組織のために生きる「社会的昆虫」なのだそう。クイズを交えて蜂の生態を楽しく教えてもらい、すこし彼らが身近になった気がします。いつもただただ怖がっててごめんなさい。
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印象的だったのは、お二人が養蜂をしている魅力の1つとして、蜂を通して世界の見方が変わるとお話してくださったこと。「さまざまな花が咲き、蜂がその花の蜜を集めてきて蜂蜜ができる」「自然の仕組みの中にあるものを、いただいて生きている」と。蜂と暮らし、その声に耳を傾けているからこそわかる「世界の見方」があるのかもしれないですね。
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また、養蜂で終わらず商品販売をしている理由もお話してくれました。その土台には、養蜂のある暮らしや蜂のことをもっと知ってほしいという想いがあるのだそう。商品販売は、「情報を分かち合う」ための1つの方法であり、「モノ(商品)が介在することでコミュニケーションがしやすくなる」のだと。
養蜂女子部の蜂蜜は、商品化する段階で「都市部の目線」を取り入れることを意識したそう。情報を届けたい人たちにどう届けるかが考えられてつくられているのですね。
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最後には、養蜂女子部の思い出のお写真をみせてもらいました。地域のおじいちゃんたちや蜂蜜を通して繋がった人たちとの写真、そして草刈機を持って最高の笑顔をみせる養蜂女子部の方(笑)。見てるだけで、楽しくて温かい雰囲気が伝わってくる…!
「養蜂やはちみつを通して、足元と遠くの人、いろんな世代の地域の人と繋がることができた」
その繋がり、今の養蜂女子部が続いている1つの理由でもあるのだそう。もちろん大変なこともありながら、それも含めて仲間がいるからこそ続けられているというお話を聞くと、まさに「部活動」だなと。世代や住んでいる場所で繋がるのでなく、好きな何かで繋がっていく。そんな場が地域にあるのは、日々の暮らしを楽しくするヒントなのかもしれないと、2人の楽しそうにはなす姿をみながら思いました。
養蜂女子部の佐々木さん・玉木さん、参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました^^