年神様をお迎えする祈りのカタチ(しめ縄・しめ飾り -straw amulet-)
いつもお世話になっている
農家さん(澤口さん)の家に弟子入りし、
自分達でしめ縄・しめ飾り作ってきました。
澤口さんが丹精込めて作った「稲わら」と「スゲ草」
で教えてもらいました。
しめ縄は「稲わら」で、
しめ飾りは「スゲ草」で教えてもらいました。
スゲ草とは、日菅笠【すげがさ】を作るスゲ(菅)だそうです。
田んぼの脇に正月用に育てているそうです。
澤口さんの手から魔法のようにシャリシャリと音を
立てながら、サッサと作ってしまうその作業に
私達スタッフ二人は感動しました。
私は子供の頃に、小学校や公民館でしめ縄作った記憶が
あったので、なんとか形にはなったものの、
澤口さんのしめ飾りと違い、ほどけてきそうな感じが
素人っぽさ全開で、今年の「ふらっと木曽」を象徴するような
飾りができました。
作った後、お茶と漬物をいただきながら、
先週はどれくらいの売上があった、、など裏話から
私たちも、毎年綯いに来て、10年もすれば
第二の澤口さんになれるかも、、、などなど話は尽きることなく
長居をしてしまいました。
農家さんが精魂こめて作って育てた稲・草を綯ってつくる、
素朴でとても美しい、祈りのカタチ。
大事にしたいと思います。
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しめ縄・しめ飾りは、本来は12月13日のすす払いの
正月始めから飾り、正月の年神様をお迎えして
年明けの15日頃まで飾ります。
しめ縄・しめ飾りを外したら、15日頃の
地域や神社などで行われる「どんど焼きで焼き」、
正月行事に区切りをつけます。
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ということをこの年で初めて知ったので
今後忘れないようにしたいと思います。
クリスマスが終わったころに飾る予定なので
ぜひ、ふらっと木曽に見に来てくださいね!